ご挨拶

子ども達と一緒に幸せを感じて頂ける、明るく楽しい育みの場を

株式会社ふるサポート奄美は、平成28年2月に、ふるさと奄美の地域医療と障がいのある子どもたちと、そのご家族をサポートする事を目的に設立いたしました。奄美という自然豊かな環境の中で、地域に住む人々と一体となって、障がいのある子もない子も、共に育む社会的空間づくりを目指してゆきます。

代表である私は、長年、NPO法人ASA奄美スポーツアカデミーの活動を通し、奄美のスポーツ振興と子ども達の教育に尽して参りました。平成24年4月に放課後デイサービスが新たに児童福祉法に位置づけられてから、私の胸の中にはNPO法人ASA奄美スポーツアカデミーの人的資源と経験を、子どもたちの福祉に役立てることが出来るのではないかとの思いが膨らみ続け、今ようやく、現場で経験を積んだ優秀な専門スタッフたちの手を借りて、その思いがカタチとなりました。ASA奄美スポーツアカデミーでの障がい者スポーツイベントや体育指導、各種スポーツ教室の経験をフルに活かした新しい放課後デイサービスの誕生です

運動やスポーツを通した発達支援にとどまらず、健常者と共に同じチームでプレーするワン・ディレクション・スポーツ(One Direction Sports)や、全国障害者スポーツ大会への出場をも視野に入れたプログラムも用意し、子ども達のその後の人生の大きなステップとなることを目指します。

また、スポーツだけではなく、音楽や芸術に親しむプログラムも用意し、子どもの発達過程や障がい種別、障がい特性に合わせた幅広い発達支援を目指します。そこから子どもたちの自己肯定感が育まれ、自立の道を歩むことを支援の基調とします。

発達障害がみられる生徒において、思春期である時期の放課後の過ごし方を見守ることはとても重要です。しかしこれまでは中学生や高校生に対するサービスが非常に少ない状況でした。ヒマワリクラブは、そのような社会の需要に真正面から向き合うための取り組みです。

そして何よりも、ご家族の皆様に安心して頂くこと、「障がい」という言葉を忘れて頂けるくらい、子ども達と一緒に幸せを感じて頂ける明るく楽しい育みの場を作りたい、それが私たちの願いです。

園田明
株式会社ふるサポート奄美
代表取締役 園田 明